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財団からのお知らせ

第6回「HAL農業賞」表彰式・祝賀パーティーを開催しました
   2010年11月11日、札幌市内のホテルニューオータニ札幌で、「HAL農業賞」を開催いたしました。
 多数のエントリーの中から、今年は神内大賞のほか、特別賞として個人表彰が2本、チャレンジ賞3本という結果となりました。

 

神内大賞とは
 HAL農業賞候補者の中でも特に優れた経営を行い、今後の企業化を目指す農業経営者の模範となる事業領域の拡大に取り組み、さらなる飛躍が期待される農業企業に贈られます。

特別賞とは
 本年度の特別賞は、「北海道農業貢献賞」と「特別功労賞」という2本で、これは自社の発展、チャレンジのみならず農業経営者の経営意識改革、新しい試みに挑戦できる基盤構築など、一企業の経営に留まらず、道内農業の活性化、地位向上に多大な功績をあげられた個人に対して贈られます。

チャレンジ賞とは
 農業生産のみならず、独自性の高い成長軸で事業領域の拡大に挑戦し、新たなビジネスモデルとなる可能性が認められる農業企業に贈られます。

 表彰式・祝賀パーティーには全道各地、また各界から110名が出席くださり華やかな雰囲気の中で行われました。
 また、表彰式の最後に特別記念講演として、生活協同組合コープさっぽろの中島則裕常務理事に「『北海道の元気』を支える北海道農業の持続的な発展を願う」と題してお話を頂戴いたしました。この内容は一部抜粋して「HALだより21号」に掲載予定です。

第6回HAL農業賞を受賞された方々
HAL農業賞神内大賞   有限会社北幸農園 代表取締役 馬場保行
受賞理由

生産物の品質や生産効率の向上、販路の確保といった経営の根幹部分の安定化に加え経営や雇用の安定に向けた生産リスクの管理を徹底している。
大規模経営を可能にするための機械開発など、生産体制に創意工夫がみられる。
九州産地と提携し統一ブランド商品をリレー出荷する構想、大規模家英の効率化を目的としたIT化の推進構想など、斬新な視点から農業のイノベーションにチャレンジし、確かな行動力で推進。
長年にわたり既存の流通・販売システムと対峙し、「再生産可能な農業の実現」という理念を貫き続ける社長と夫人との二人三脚を評価。

北海道農業貢献賞   谷口威裕氏(株式会社谷口農場 代表取締役)
受賞理由

農業経営や農業情勢についての豊富な見聞と経験から、既成概念にとらわれない道内農業のあり方の重要性を早くから認識し、北海道農業法人協会において会員の意識改革を牽引した。
これからの農業は農業者だけで組み立てられるものではなく、企業や関連団体の情報やノウハウも導入し、力を集結して切り開いていくものという、新しい枠組みを提案した。

特別功労賞   駒谷信幸氏(農事組合法人駒谷農場 代表理事会長)
受賞理由

農業者の自主自立意識や農協組織の改革など、農業の根幹的な問題と常に向き合い、その改善に向けた幅広い活動を展開。農業の企業的経営に向けて風穴を開けた功績は大きい。
グリーン・ツーリズムや食育の観点から、将来を担う子ども達に強いメッセージを発信し、食の原点とは何か、地域の付加価値とは何か、という命題に一石を投じた。

チャレンジ賞   黒千石事業協同組合 会長理事 村井宣夫
受賞理由

生産から販売までの一貫体制だけではなく、生産計画や種子の保存・供給、栽培面積の産地間調整技術の基準を設けるなど、有機的な機構として設立・運営している。
在来種であり希少性の高い「黒千石」という黒大豆を復活させ、地域農産物の多様性に貢献。

チャレンジ賞   有限会社天心農場 代表取締役 北川和也
受賞理由

国策に囚われない農業経営を希望しつつ実行できない生産者が多い中、独自の経営に挑戦している。
政府管掌作物に傾倒することなく、自ら種子を採取・改良し、希少作物の生産から販売までのビジネスモデルを構築している。

チャレンジ賞   津別町有機農業推進協議会 会長 山田照夫
受賞理由

平成12年に発足した「有機酪農研究会」を中心とし、畑作の有機JAS認定農家などと協議会の設立および、行政機関、大学、メーカーなどから幅広い支援体制を構築し、地域ぐるみの活動に引き上げた。
有機農業の取り組みが、地域ブランドの創出や全国に向けた条件不利地域の農業のあり方に一つの方向性を示した。
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