
2025年 6月10日号 (通算25-05号)
GW中の農作業
長い人で11連休と、世間が大型連休を満喫している中、農家は繁忙期。どんな作業をしているのか、ほんの一端をのぞかせてもらった。
今年の収穫の土台となる仕事は、農機具の整備、圃場の準備作業や周辺環境の整理などだ。農地まわりが整備されていなかったり、機械が動かなければ、その時点で作業が滞ってしまう。送られてきた情報や写真を見ると農作業をスムーズに行うための様々なウォームアップともいえる作業が行われているのが分かった。






農作業の根幹といえる圃場の整備。農機具の準備や周辺環境の整理と日程を上手に調整して作業に取り掛かる。この作業が今年の収穫に大きく影響を与えるのだ。ここを手抜かりなく行うことが肝心だという。

水はけの悪い高台の田んぼで溝切を入れていたところ、後輪が大変な状態に。雨が多く寒い日が続いた今年の天候は、過酷な春を招いてしまったようだ。



この時期、圃場の整備と並行して行われるのが種もみまきだ。さらには、育苗するものや播種するもの、そして苗を植え付けする準備も進められている。
種は足りるか、床土や覆土の量は大丈夫かなど毎年のこととはいえ心配しながらの作業だ。





GW中に行う作業は、これから育つ農作物に対してだけではない。秋まき小麦の畑には除草作業や栄養剤の散布。そして、春掘りごぼうの収穫などもある。


今年のGW前後は気温が上がらず、雨も多かった。そのため、農家にとっては厳しい天候となってしまった。しかし、5月下旬になり作業も本格化してきている。自然災害や天候不順など、予測のつかない中での作業は困難がつきまとうが、奮闘している農家の様子を今後も伝えていきたい。
Special Thanks
写真・情報提供をいただいた皆さんをちょっとだけご紹介します。
Iグループと呼ばれている同じ苗字の①~③
石狩管内 I①さん
留萌管内 I②さん
釧路管内 I③さん
ハンターでスキー・スノボの先生兼米農家
後志管内 Oさん
YouTuber もち米農家
空知管内 Kさん
いつでもタンクトップ ほうれん草農家
上川管内 Kさん
耕作面積は見渡す限り!巨大法人の幹部
空知管内 Jさん
髪色もカラフル!お米から野菜のファーマー
石狩管内 Tさん
後継者もそろそろ活躍
胆振管内 Mさん
先駆者中の先駆者
後志管内 Yさん
(取材・記事:総務部 山)