2025年10月4日
~映画「大地の侍」~
北海道巡回プロジェクト第157回到達記念(第161回)特別上映セミナー
北海道赤れんが庁舎にて開催
2025年10月4日(土)、北海道赤れんが庁舎にて、上映セミナーを開催しました。
今回のセミナーは、北海道命名から157年目の節目にあたり、上映回数も157回に到達したことを記念し、HAL財団が主催者として企画したものです。北海道の歴史と文化を象徴する北海道赤れんが庁舎を会場とすることで、先人たちの北海道開拓の精神と歩みをより深く体感できる場となりました。
事前申込制にて参加者を募集したところ、募集開始当日の朝には、すでに定員に達するほどの反響をいただきました。当日は、多くの方々にご来場いただき、会場は静かな熱気と感動に包まれました。
上映後、会場からは「自分の力を信じて切り拓いていくことを選んだ先人たちの勇気は、今の子どもたちにこそ必要なこと。人に言われるのではなく、自ら考え、自分の力を信じて生きていくことを知ってほしい」「北海道が好きで誇りに思っている様々な人にぜひ観てもらいたい」という声が寄せられ、まさにこの取り組みの目指すところを語っていただきました。
また、参加者の9割の方々がアンケートにご記入くださり、
「先人の苦労が心に染みた」
「この映画は北海道の財産」 「今の時代にも通じるリーダーシップを見た」
「北海道の農業をもっと大切にし、誇りにすべきと思った」
「今の不自由のない生活は、原野を切り拓いた先人たちのおかげ。感謝しかない」
「自分の先祖が新潟から入植し、大変苦労をしたと聞いていた。その姿が思い浮かび、感動した」
「自分は農家の4代目。開拓者である先祖に感謝し、お墓参りをしたくなった」
「思っていた以上に感動する映画だった。もっと多くの人に観てもらいたい」
「北海道の礎を見たような気がする。道民として誇りに思う」
「こんな苦労をして開拓された北海道をもっと大切に、さらに生かしていかなければと思う」 「前を向く、未来をつくる想いの力強さを感じ、感動があふれた。身近な人に伝えたい」
等々、熱い想いがつづられた言葉の数々に私たちも深く胸を打たれました。
北海道の開拓期に生きた先人たちの想いへの理解と共感が広がり、鑑賞された皆様の中に今の生活や地域、そして農業を大切にする意識が育まれるひとときになりました。
HAL財団の取り組みの原動力は、皆様から寄せられるお言葉にあります。今後の活動を進めるうえで大きな励みとなりました。ご参加いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。