HAL財団

「家業」から「地域企業」へ

WEB版HALだより「テキスト版」

2024年6月13日号 (通算24-号外)

満員御礼 中村桂子 いのち愛づる生命誌講座(その3)「農業に学ぶ生きものとしての人間の生き方」

ご案内しておりました『中村桂子 いのち愛づる生命誌講座(その3)
「農業に学ぶ生きものとしての人間の生き方」』は、定員に達しました。

講演の模様は、後日HAL財団公式Youtubeで公開いたします。

またこのような講演会、セミナーなどを企画しますのでご期待ください。

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1959/

2024年6月11日号 (通算24-11号)

生乳生産日本一の町「別海町」にある日本最大級のバイオガスプラント

*今回の「WEB版HALだより」は、別海バイオガス発電株式会社の小菅加奈子さんにお願いしました。
それでは、この先はレポートになります。
なお、この文章は、筆者及び筆者の所属する団体の見解であり当財団の公式見解ではありません。

生乳生産日本一の町「別海町」にある
日本最大級のバイオガスプラント

レポート 小菅 加奈子

北海道の東側にある「別海町」は人口約1万4千人、牛の飼養頭数は約11万頭の日本一酪農業が盛んな町です。約6万ヘクタールに広がる耕地で育まれた乳製品は格別。人より牛が多い街などと呼ばれる「別海町」ですが、魅力は酪農だけではありません。野付湾で獲れる‟ジャンボホタテ”や“北海シマエビ”“ホッキ”などの豊富な魚介類、さらに野付半島や風連湖など自然豊かな場所が多くあり、オジロワシやシマエナガなど希少な野鳥を観察することができる「海と大地に夢があふれる町」なのです。

そんな酪農・漁業が共存する「別海町」では、環境に対する取り組みの一つとして「バイオマス産業都市構想」を2013年に策定し、国からバイオマス産業都市の一次選定地域として認定されました。さらに、良好な水環境を保全し、農業と漁業が将来にわたり共存しうる社会を構築することを目的とした「別海町畜産環境に関する条例」を他の自治体に先駆け制定(2014年(平成26年)4月1日施行)。2015年には、日本最大級のバイオガスプラントである別海バイオガス発電株式会社が事業を開始しました。
分離された液体は、肥料になり牧草地に散布されます
酪農業だけではなく、漁業や森林等の自然を守ることもミッションの一つとしている別海バイオガス発電(株)は、契約農家70件(2024年4月現在)の家畜ふん尿を適正に処理し、それを電気に変えています。別海バイオガス発電(株)で作られる1日分の電力量は、約24,000kWh。実に一般家庭約2,400軒分の電力量に相当します。

別海バイオガス発電(株)に搬入された家畜ふん尿は、55℃の高温発酵槽内でメタン発酵させバイオガスを生成。そのガスを燃料にして、発電機を動かし電気を作り出すのです。発酵が終わった液は固体と液体に分離させて、再生敷料(固体)と液体肥料(液体)に分けられます。再生敷料は牛の寝床に敷いて、ふん尿と混ざったらまた別海バイオガス発電(株)に搬入されます。

分離された固体は再生敷料になります

液体肥料である消化液は広大な別海町の牧草地に、年に3回程度散布され、消化液で育った牧草を食べた牛のふん尿が別海バイオガス発電(株)に搬入されるという資源循環型社会が成り立っています。

次号では別海バイオガス発電(株)と消化液の特徴について記します。

次号では別海バイオガス発電(株)と消化液の特徴について記します。


プロフィール

小菅 加奈子(こすげ かなこ)
別海バイオガス発電株式会社 営業部長
URL: https://www.jfe-et.co.jp/bbp/

〒086-0216
北海道野付郡別海町別海2番地
TEL:0153-79-5552 FAX:0153-79-5553
お問い合わせMail:kosuge-kanako@jet.jfe-eng.co.jp
フェイスブック:https://www.facebook.com/profile.php?id=100092262746393

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1925/

2024年6月4日号 (通算24-10号)

街の緑化・デザインの考え方を学ぶ ミニセミナー開催のお知らせ

普段、何気なく見ている街中の景観はどのような観点で作られているのか?
今回は専門家を招いてのミニセミナーです。

農業の隣接業界として林業や造園、植木業界があります。
近いようでなかなかその現場のお話を聞く機会は少ないのが実態です。
テレビドラマのセット制作なども手掛ける東京狛江の株式会社和泉園の白井社長をお呼びし、造園業界のお話を伺うセミナーを企画しました。

【開催概要】
日時:2024年7月12日(金)13時半受付
14:00~15:30 講演
その後:質疑応答
参加費:無料
会場:HAL財団 セミナールーム
住所:札幌市中央区大通西11丁目4-22 第2大通藤井ビル4階

【申し込み方法】
事前メールで受け付け(先着順)
受付期間: 2024年6月4日(火)~定員になるまで
申し込み先: HAL財団 受付メール:  moon@hal.or.jp

⇒お名前、メールアドレス、所属(屋号、会社、団体)、ご住所、電話番号を記載の上、お申込みください。

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1889/

2024年5月28日号(通算24-9号)

HAL農業賞アンバサダーに林匡宏氏就任

HAL農業賞を広めてくれるアンバサダー。今まではフリーアナウンサーの渡辺陽子さんだけでしたが、今年度から新たに林匡宏さんにもアンバサダーをお願いすることになりました。
5月21日にHAL財団理事長の磯田憲一から委嘱状が交付されました。

林さんと磯田理事長

林さんは、ディスカッションの内容をその場でイラスト化する「コミュニカティブ・ドローイング」と言われる手法を使い、多くの地域のまちづくり、社会実験を手掛けてきました。現在も多くの仕事に関わり、農業分野では酪農学園大学のプロジェクトマネージャーも務めています。

今後、HALのスタッフとともに農業現場にお邪魔する機会も増えます。私たち共々、よろしくお願いいたします。

林さん  磯田理事長  渡辺陽子さん

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1872/

2024年5月21日号(通算24-8号)

「オーガニック三兄弟」宣言!

*今回の「WEB版HALだより」は、野菜ソムリエとして大活躍の吉川雅子さんにお願いする第2弾となります。
なお、この文章は、筆者及び筆者の所属する団体の見解であり当財団の公式見解ではありません。

「オーガニック三兄弟」宣言!

レポート:吉川 雅子

2024年3月20日、入植110年、法人化50年を記念した「(有)大塚ファーム」主催の「農業未来フォーラム2024」に参加しました。私は、この日、3人の若者のために、先祖がこの地を選び、長い時間をかけて多くの応援者や支持者を集めてきたのではないかと思うような瞬間を目の当たりにしました。

200名あまりの会場で、「僕たちは大塚ファームの5代目となり、これからはオーガニックが当たり前になるように、そしてアジアを代表するオーガニックファームにしていきます。僕たちは『オーガニック三兄弟』です」と力強く宣言。とても好感の持てる閉会の挨拶でした。

(「オーガニック三兄弟」を宣言する3人)

有機農業への道のり

有機農業を牽引する4代目

大塚ファームの4代目の大塚裕樹さん。曽祖父から続く伝統を引き継ぎ、時代のニーズを捉えた農業経営に挑んできました。20歳から農業を始め、「オーガニック新篠津」を設立したのは1997年、23歳の時です。

私も大好きで、私を農業の世界に連れて行ってくれた故・相馬暁氏。裕樹さんの背中を押していたのも相馬氏でした。相馬氏は生前、「北海道農業の使命は、その立地条件である自然環境や気候を十分に踏まえたうえで、そのクリーンな生産環境を最大限活用し、消費者の求める安全でおいしい、良質な農産物を生産することである」と、よく口にしていました。

また、著書『2020年農業は輝く』には、「2020年、農業が蘇る。だから、農業者は明確な展望を持て! とりわけリーダーと自負する人々は、自信を持って展望を、輝 く農業の未来を語れ。農業こそ未来産業であると。そして自らが輝くことだ」と冒頭に記されています。

私は、常々、相馬氏は裕樹さんをイメージしてそんなことを語っていたのではなかったのかなと思っています。

相馬氏の著書『2020年農業が輝く』『相馬暁先生の講演記録』

両親はとてもカッコイイ!

21歳の悠生(ゆうき)さん、19歳の皓介(こうすけ)さん、17歳の然(ぜん)さんの3人が揃う日にお話を聞きに伺いました。「僕たち、とても仲がいいんです」と並んだ3人の第一声。そういえば、大塚ファームに何度か寄らせていただいた際に、時々、家の前で仲よく遊んでいた小さな3人を目にしたことがありました。

業績が認められて、数々の賞を受賞してきた大塚ファーム。2014年には、「日本農林水産祭(天皇杯)」で「日本農林漁業振興会会長賞」を受賞。同時に、新設されたばかりの「輝く女性特別賞」を3人の母である早苗さんが受賞しました。

小学校1年、3年、5年だった3人も、東京のNHKホールで行われた受賞式に同行。そこでは大勢の人の前で登壇し、自身の農業を語る父、そして、初代「輝く女性特別賞」を受け取る母の姿がありました。キラキラ光る二人がとてもカッコよく見えたそうです。

仲よし三兄弟の今

多忙な現在の3人

悠生さんは、タキイ園芸専門学校で農業の基礎を学んだ後、去年から大塚ファームで父の下で仕事をしながら、自身が目指す目標に向かって進んでいます。

「長男であることから、小さな頃からリーダーシップが取れるようになるために、リーダーというリーダーはほとんど経験してきました」。

皓介さんは、高校卒業後すぐにフィリピンに語学留学。

(3人の撮影日はあいにくの小雨・・・左から然さん、悠生さん、皓介さん)

「日常会話は可能なレベルになりました。2年ほどオーストラリアやアメリカに留学し、働きながらもっと世界の農業を見たい、体験したいと思っています」。

然さんは、苫小牧工業高等専門学校の3年生。電気電子工学を専攻しています。

「スマート農業に対応するための知識を学んでいます。他にも経営などにも興味があります」。

然さんは、私が取材に伺ったその日の午後には、学校の寮に戻っていきました。

3人でバトンを受け取るということ

2014年のW受賞でのカッコイイ両親の姿を目にしたことで、漠然としていた将来の夢がはっきりと“農業を志す”に変わります。

小さい頃より、父からは「1人で農業をするのは大変だし、2人だと喧嘩をしてしまう。でも、3人で助け合いながら農業をしたら強いぞー。」と、母からは「兄弟を産んであげたことが一番のプレゼントだよ。」と聞かされてきました。

「せっかく(父や先祖が築いてきた)すばらしい環境があるのだから、それを利用しない手はない。それに、最近、“3人で何かやることがカッコイイ”んだよね」と口を揃えて教えてくれました。「レタス三兄弟」や「レンコン三兄弟」など、「〇〇三兄弟」という、自分たちよりも少し先輩で成功している生産者らをイメージしているそう。

(この並び方が小さな頃からの定位置らしい)

実は私、まだ3人が小さな頃、裕樹さんからは「将来、子どもたちが継いでくれるかどうか。継いでくれるような農業にしないといけない」という言葉を何度も聞いていました。裕樹さんは3人が輝ける場を必死で作ってきたのだと思います。将来を見据えたすばらしいファミリーヒストリーです。

3人の夢

悠生さんは現在、農繁期は大塚ファームで修行し、農閑期は留学や国内の生産者のところに研修に行くのを4、5年ほど繰り返して、農業者としての腕を磨いていくそうです。2年間のタキイ園芸専門学校でこれから目指すべき場所を見つけることができ、そこに辿り着くために今何をすべきかが段々と見えてきたそうです。

兄弟もそれぞれ違う分野で切磋琢磨しながら力を付けていますが、それが合わさった時にはとてつもない力が生まれるのでしょう。

(スタッフと一緒にハウスを組み立てる悠生さん)

(ロータリを操縦する皓介さん)

大塚ファームのホームページには、こう書かれていました。

「2030年に3人の息子に農場経営を託し、2033年、60歳で引退し、その後は、6代目(孫)の育成に人生をかける。大塚ファームは、100年から200年へ、次の時代にもお客様に安全で安心できる美味しい農産物の生産責任から絶対に逃げたりしません。誰かが農業をやらなければ行けない現実から逃避せず、一歩一歩確実に進化していきます」。

3人の夢は、両親の夢でもあり、先祖の夢でもあるのですね。

(「農業未来フォーラム2024」で開会の挨拶をする裕樹さん)

3人の目標

大塚ファームは現在、農場面積18haに、ハウス60棟で約20品目を栽培しています。

「大塚ファームは、日本という壁を越え、世界へ進出し、アジアを代表するオーガニックファーマーを目指しています。並大抵なことではないと思いますが、僕たち3人にはどんな困難にも立ち向かうことができるチームワークがあります。夢を叶えるための強い意志と気持ちがあります」と、力強く言う悠生さん。

将来は、自分たちならではのオーガニックファーマーのビジネスモデルを作るのを目指していますが、そのために、今はSNSなどを利用して“発信”に力を注いでいます。

「発信を通して、全国の生産者と繋がって刺激し合いたい。そして、自分たちのコアファンを獲得して事業の幅を広げ、仲間を増やしていくのが目標です」。

何年もかけて自分たちのファンを増やし、ひいては一緒に働きたいと思う人も増やしていくのも大事なことだと言います。若いのに、自己ブランディングの大切さをよく考えています。

(育苗中のミニトマト。55棟のハウスのどこかに定植されるのを待っています)

フォーラムが終わって、裕樹さんに「相馬先生に見せたかったね」と宣言のことを話したら、「どこかで見ていると思う」と。『2020年農業が輝く』は裕樹さんへの応援歌ならぬ応援本だったと改めて感じました。


プロフィール

吉川雅子(きっかわ まさこ)
マーケティングプランナー

日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエ上級プロや青果物ブランディングマイスター、フードツーリズムマイスターなどの資格を持つ。

札幌市中央区で「アトリエまーくる」主宰し、料理教室や食のワークショップを開催し、原田知世・大泉洋主演の、2012年1月に公開された映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加し、北海道の農産物のPRを務める。

著書

『北海道チーズ工房めぐり』(北海道新聞出版センター)
『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』(北海道新聞出版センター)
『野菜博士のおくりもの』(レシピと料理担当/中西出版)
『こんな近くに!札幌農業』(札幌農業と歩む会メンバーと共著/共同文化社)

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1852/

2024年5月14日号 (通算24-7号)

第19回HAL農業賞贈呈式動画公開

 第19回HAL農業賞贈呈式をお伝えする「WEB版HALだより(動画版)」を公開します。

 2024年3月1日にJRタワーホテル日航札幌で開催された第19回HAL農業賞。
表彰状の贈呈式、交流会の模様をお伝えする動画です。

 贈呈式当日に映像を収録。その後、編集作業を経て音声の収録を行います。スタジオには、機械がいっぱい。ナレーターはHAL農業賞アンバサダーの渡辺陽子さんです。

 本編の動画はここからご覧ください。

 URL:
(第19回HAL農業賞 贈呈式 全編)
https://youtu.be/yUi17s__pao

(第19回HAL農業賞 贈呈式 表彰状贈呈)
https://youtu.be/nWmc-eJoaWw

(第19回HAL農業賞 贈呈式 交流会)
https://youtu.be/3VsUhHwgzrY

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1844/

2024年5月7日号 (通算24-6号)

北海道農業法人協会新役員が来訪

去る4月4日、一般社団法人北海道農業法人協会の新役員の皆さんがHAL財団にお見えになりました。会長の藤城(ふじき)正興(まさおき)さん(江別市 株式会社 輝楽里(きらり) 常務取締役)、副会長の川口(かわぐち)谷仁(やじん)さん(江別市 株式会社 Kalm(カーム)角山(かくやま) 代表取締役CEO)、副会長の菅原謙二さん(鹿追町 農事組合法人 西上経営組合 組合長理事)、副会長の平賀(ひらが) (つとむ)さん(伊達市 株式会社風のがっこう 代表取締役)です。

HAL財団は今年度も北海道農業法人協会とともに、講習会、「次世代農業サミット」などを実施する予定です。

左から
平賀農さん 菅原謙二さん 藤城正興さん
HAL財団理事長:磯田 専務理事:田尻 川口谷仁さん
HAL財団常務理事:石島 法人協会顧問:小野塚修一さん

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1806/

2024年4月30日号 (通算24-5号)

春の市場まつりが開催されました

今回で7回目となる北国の鉢花まつり春の市場まつりが、札幌市白石区の花き地方卸売市場を一般開放して開催されました。

道内から小売店10店舗が参加。春を感じさせる色とりどりな花苗、鉢植えや園芸資材を販売。また、オークションも行われ、卸売市場ならではの雰囲気が伝わりました。


このあと、5月の札幌ライラックまつり、6月に恒例の花フェスタが札幌、旭川で開催。そのほかにも、道内各地で花を楽しむイベントが多数開催されます。

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1798/

2024年4月23日号(通算24-4号)

HAL財団企画広報室 今年のお仕事紹介

 HAL財団企画広報室の今年度予定している仕事を紹介します。

映像を使った広報

 2024年3月に贈呈式を行った第19回HAL農業賞の受賞者を今年も動画を制作し紹介いたします。
 また、今年度の企画として、過去にHAL農業賞を受賞した方、企業がその後どのような成長を遂げているのかを動画を使いレポートする企画を練っています。

 さらに、我々企画広報室のスタッフがカメラを担ぎ、現場に赴き、取材をすることにも力を入れていきます。慣れない撮影、編集作業にも挑戦します。

文字で伝える広報

 昨年から外部の方にWEB版HALだよりの執筆をお願いする回数を増やしています。今年はさらに回数、依頼先を増やしていきます。
 すでに野菜ソムリエの吉川雅子さん、別海バイオガス発電(株)の小菅加奈子さんなどと原稿の打合せを進めております。ご期待ください。

配信セミナーも

 今年は、配信セミナーにも挑戦します。
 タイムリーな話題をお伝えできるよう、講師や内容を検討しています。
 動画サイトYoutubeやZOOM会議などを利用し、双方向の質疑応答などにも対応できるようにする予定です。

トークセッション

 2023年1月、2024年1月に開催した「トークセッション」が好評でした。そこで、今年は「サマートークセッション」と通常の「トークセッション」と2回のトークセッションを検討しています。

 HAL財団の企画広報室は、スタッフ2名だけの小さな組織です。それでも、皆さまのご要望にはできるだけ対応していこうと考えています。
 ご意見、ご要望がありましたら、info@hal.or.jp までメールをお寄せください。

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1791/

2024年4月16日号(通算24-3号)

HAL財団事業部の仕事紹介

23期を迎えたHAL財団の事業年度。今年度はどのような業務を行っていくのか、2回に分けて組織ごとに紹介いたします。今回は、HAL財団事業部の業務内容です。

HAL財団事業部の仕事紹介

HAL財団事業部は、農業の企業化をはじめとして、地域農業のブランド力の向上、環境保全型農業の啓発と促進、農業や農村の持つ価値の創造や活性化、農業や農村の歴史・文化の理解と共感を深める活動、各種調査研究などを行うことで、北海道農業・農村の持つかけがえのない価値の創造を目指しています。今年度もこの目標を実現するために、これからご紹介する業務をスタッフ一同で取り組みます。

農業の企業化やブランド力の向上

農業経営及び地域農業の企業化をサポートするため、一般社団法人北海道農業法人協会などと共同で企業化に向けた経営力の向上や経営マインド、チャレンジ意欲の機運醸成、地域農業のブランド力の向上に向けたセミナー、講習会を開催します。

2023年12月18日 第5回次世代サミットを共催

環境保全型農業の普及啓発と促進

農産物の安全や安心の確保はもとより、労働安全の観点に立ち、国際規格となっているGLOBAL.G.A.P制度や特別栽培農産物の認証取得・維持を図るため、制度の説明会などを開催し、広く普及啓発を行います。

2023年11月21日 農業高等学校でのGLOBAL.G.A.P出前授業

農業や農村の持つ価値の創造や活性化

農産物の価値や農業の持続性を高め、地域の農業や農村の活性化を支援するため、公益財団法人はまなす財団と共催で地域づくり活動発掘・支援事業を実施します。

地域づくり活動発掘・支援事業に係る現地打合せ

「大地の侍」上映セミナー

北海道の農業・農村に対する理解と共感のすそ野を広げるため、2021年にスタートした映画「大地の侍」上映セミナー巡回プロジェクト。昨年度までに97回の開催と、3,900人を超える参加がありました。今年度も多くの皆様に参加していただけるよう、各地でこの取り組みを展開していきます。

2024.2.17札幌市資料館

小学校「農業科」の取り組み促進

北海道の農業・農村の新たな価値の創出のため、これまでの“農業を学ぶ”農業体験から“農業で学ぶ”を取り組みの方針とした「農業科」を広く促進します。

今年1月には、全国初の「農業科」を平成19年度から取り入れている福島県喜多方市から職員を招き、総合的な学習の時間を活用して「農業科」を昨年度スタートさせた美唄市ほか道内自治体、関係団体を対象とした情報交流会を開催しました。

2024.1.31情報交流会:喜多方市教育委員会による「農業科」の説明

静内農業高等学校との共同研究事業

企業的農業経営や地域農業等の持続的発展のため、今年度から、静内農業高等学校と連携した共同研究事業に取り組みます。

農業の6次産業化や環境保全型農業の実現、馬事文化の継承・発展に向けた取り組みを推進していきます。

ご意見、ご要望がありましたらinfo@hal.or.jp までメールをお寄せください。

この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1779/